本年の初乗務。
私;『本年一年、無事故で乗り切りたいね。』
始業前点呼を終えると、
配車担当;『今日は、忙しくなると思うよ。』
との言葉を背に受けて出庫。
ところが、タクシー乗り場でお乗せしたお客様がワンメの二連荘。
私;『おいおい。』
そして、この後の配車が、いつもの酔ったお客様のお迎え。
私;『どうせ、「帰りの指名するよ」と言いつつ泥酔して忘れるのでしょうな。』
お乗せしていつもの場所に停車。
漸くの4桁の乗車料金。
そして、案の定、このお客様からの指名は、いつもの如くに無し。
更にこの後の配車先のご自宅は、
私;『配車先のご自宅は何処にある?。分からないよ。世間は真っ暗だしね。』
そうこうする内にタクシーを依頼された家の方がタクシーに近寄って来られた。
お名前を確認して玄関先に漸くに到着。
すると、
お客様;『近くてすみませんが、・・・。』
と言われた場所へのルートが分からない。
と言われた場所へのルートが分からない。
ここで、お客様に確認しても
お客様;『運転手さんにお任せ。』
と言われて困ってしまった。
と言われて困ってしまった。
やむなく、来た道を戻るルートを提案して、発車。
お客様;『最近は、酒を飲んで運転すると大変な事になるから。』
私;『ハイ。万が一、酒を飲んで運転して何か有れば、一生が台無しになります。』
私;『ハイ。万が一、酒を飲んで運転して何か有れば、一生が台無しになります。』
そんな話しをしつつ詳細な道を誘導していただき現着。
締めて約¥1.4K円也。
この後は、さえない状態が続く。
こんな夜の深夜零時過ぎに
私;『え?。その店から指名されるお客様は、いないのだがな?。』
遠くに居る我がTAXIに配車。
急ぎ駆けつけると、
私;<珍しいね。このお店からの依頼は、しかも、いつになく泥酔状態。>
良く指名していただくとは言え慎重な対応を心掛けて、ご自宅までご案内。
私;『ご自宅の玄関までご一緒しますか?。』
念を押して、ご無事のご帰宅を願いつつ完結。
乗車料金は、いつもとほぼ同額。
新年二日目の夜に開いているお店が少ないこともあり、若い世代の多くはカラオケ屋さん。
すると、深夜零時頃には、そろそろと帰宅の人達が増えて来た。
こんな時にロング2本にも遭遇。
私;<お陰様だね。>
私;<お陰様だね。>
そして、泥酔の若者が消え始めた午前4時頃に、
お客様;『お店を終えての帰りなの。』
お客様;『お店を終えての帰りなの。』
と言う熟女。
その方の行き先を確認して発車。
ところが、
お客様;『すみません。実家と自宅を間違えてしまいました。XXX区へ。』
お客様;『すみません。実家と自宅を間違えてしまいました。XXX区へ。』
との事で、急遽方向転換。
だが、ここで私が大きな勘違いをしてしまった。
新しい行き先を似た名前の地区を次の行き先と思い込み正反対の方向へ進行。
勿論、その場所に近づいて見ると、
私;『あれ???。』
私;『あれ???。』
ここで我が頭の思考停止。
と、
私;『!!!』
私;『すみません。私が地区を勘違いしておりました。新年早々に申し訳ありません。』
私;『!!!』
私;『すみません。私が地区を勘違いしておりました。新年早々に申し訳ありません。』
即、進路変更。
その後に何とか現着。
当然、乗車料金は、大サービスのおまけして、かなりの金額の自己負担。
私;『これに懲りずに、本年も宜しくお願い致します。』
と、平謝り。
2020年、大変なスタートとなってしまった。
それでも、
私;『本年一年は、無事故で終えたいね。』
本日の売上;ノルマの144%
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