私;『日曜日なぞ、ノルマ・クリアは到底無理。』
とは認識しつつも、
私;『如何に被害を抑えられるかが課題。』
しかし、初っ端は、そこそこ良い単価のお客様に巡り合うことが出来た。
私;<幸先良いかな。>
バスターミナルにお迎えに行くと、先行のタクシーがお迎えに来ていた。
私;『私のお客様を間違えないようにせねば。』
お客様のお名前を確認して中年男性一名様を乗車案内。
目的地をお伺いすると、なんと約6Km先の介護施設。このルートは、迷うことなく走行。
この場合、いつも悩むのが会話の内容。
地方では、
お客様;<乗った運転手さん、無言のままだった。>
とのクレームが来るので、車内の対応には苦慮する。
今回は、特に話題もなく無言のままにまもなく目的地。
私;『この正面の建物が目的の介護施設ですので、回り込んで正面にお着けしますね。』
が、唯一の会話で無事に到着。
勿論、帰りの為に名刺を渡すことも忘れずに、¥2,200円で清算。
そして、この帰路ルートは、
私;『配車が貰えそうな、少し大回りになるが、来たルートとは別のルートにしよう。』
が、結局何も起こらずにJR駅で待機。
すると、お客様のご自宅にお迎えのトンデモナイ配車がきた。
これには即無線で回答。
私;『ここへ行く途中の道はイベントを開催している為に、確実に到着が遅れます。』
到着遅延のトラブルを未然に防止。
そして、途中までは順調に来たが、後間も無くで到着と言う時に大渋滞。
私;『もうすぐでお客様のご自宅なのだがな。』
迂回がありそうな個所まで辛抱して、ナビを信じて狭い脇道に進入。
事故報告書にだけは気をつけて極狭の道を走行。
何とか到着。
すると、
お客様;『外が若い人の声で賑やかだと思って外に出てみると、幹線道路で何かやっているのだね。』
何とも我が苦労を余所に吞気なお言葉。
そんな目的地は、時間をずらせば楽に行けたお買い物。
しかも、往復便。
私;<あちゃ~。>
故に、
私;『いつもは幹線道路を行くのですが、今日は旧道を回って行きますね。』
お客様の了承も得て発進。
その後、順調にも走行して渋滞もせずにお店に到着。
此の後にもう一軒別のお店に寄って買い物を済ませて一路帰路へ。
そして、無事にご自宅に戻って来た。
お客様;『すみませんが、買い物をした物を玄関まで運んでください。』
私;『承知しておりますので、構いませんよ。』
このお客様では、常のこと。
締めて約¥六千円強+¥20円チップで完結。
そして、この後の配車のお客様。
私;『このお宅は、初だね。』
行き先は、お買い物。
私;<ここからどうやって行く?。>
トラブル回避する為にもお客様に確認してから発車。
これも、約¥1.5K円で完結。
この後もJR駅前で待機していると、お婆ちゃんが乗って来られた。
して、その行き先は、
お客様;『パチンコ屋さん。』
私;『かしこまりました。』
と、発車した途端に、
お客様;『その前に。』
即停止。
私;『どちらかに寄られますか。』
とお聞きすると、
お客様;『いえ、タクシーでパチンコ屋に行く人いますか。』
予想外の質問。
私;『はい、結構おりますよ。若い男性の方でもおりますよ。』
お客様;『それならば安心しました。』
とのことで再び発車。
道中、今の政局についての話題になり、適度に同調しつつ現着。
締めて¥1,200円で完結。
ところが、このお客様に今夜21時頃にもパチンコ屋へお迎えに行って再度遭遇。
お客様;『同じ運転手さんとは、驚きですね。』
私;『はい、こんな事は滅多に起きないですね。』
と、お送りした時と同じ料金でJR駅までお送りして完結。
そんな午後に入ると、暇な状態が更に深刻化。
いつもは休日には決して入ることのないJR駅に奇跡を信じて着けたりもしたが、空振りに終わった。
これが夜に入ると更に人の気配がないので、本日はJR駅で只管待機。
私;『ショートでも回数う勝負だ。』
すると、まずまずの単価のお客様に巡り合う事が出来て、
私;『本日は、まずまずの出来だ。』
少し安堵で帰庫。
本日の売上;ノルマの75%
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