勤務時間:17:00~03:00
私;『さてさて、本日はどうなるやら。』
と、まず最初の配車は、長い単身赴任で定期的に帰京されるお客様。
かつての私を思い起こさせるそんな道中の会話も、
私;『私も、単身赴任で高速バスを使っておりましたが、雪や台風等での遅延がありますので、疲れますね。』
お客様:『そう、疲れるが、電車で行きたいが電車代が高く着くから電車は使えない。』
しかし、そんな懐かしい話題に終始。
お客様:『大きい札しかないですが。』
私;<え?。初っ端から万札!。>
とは思うもののしょうがない。
笑顔で、
私;『大丈夫ですよ。』
清算。
ところが、
次も配車で向かうと、
私;『え!。道路に雪が残っている。走行注意だ。』
慎重に走行して現着。
到着して直ぐにお客様が出て来られて、発車。
事故にも遭わずに到着。
すると、
何事も言うことも無く五千円札を差し出されて来た。
私;<え!。今日は、お札の釣り銭は、大丈夫かな。>
余計な心配が増えてきてしまった。
更に追い打ちを掛けるが如くに、三本目のお客様。
吞み屋さんへお送りすると、
お客様:『カードでお願い。』
乗車料金が三桁にも関わらずに、クレジットカードを差し出されて来られた。
また、これの読み取りが上手くいかない。
私;<早く終えたいのにな。>
と焦るものの
私;『少々お待ちください。』
気持ちは焦るが笑顔で対応。
色々とためして漸く清算。
私;『今日は、立て続けに色々あるな。さてはて、本日はどうなるやら。』
と、先行き不安になってきた。
ここで、気持ちを整理する為に、休憩。
しかし、休憩を終えて、世間を覗いてみれば、ショートばかりで冴えない。
私;『今日は、厳しそうだな。』
休憩後の動きをどうするのか思案の末に、JR駅前中心でお客様を拾う事に決定。
私;『今日は、回数勝負だ。』
だが、それでもお客様が少ない。
私;『辛抱々。』
そして、終電も終わり近くになり、次にタクシー乗り場へ移動。
そんな深夜零時頃に、本日の最高額となるお客様の集団に遭遇。
タクシー乗り場へ着けていると、ビジネスマン風4人組の方々がお乗りになって来られた。
お客様:『〇〇〇市へ。』
私;<お!。ラッキー!。>
思わず笑みもこぼれる料金が狙える場所へ発進。
経由地の案内をいただきつつラストのお客様をご案内。
そして何と、本日の最高額となった¥7,600円也。
私;<このお蔭で、今日の売上は救われたな。>
その後は、相変わらずのショートで、本日の乗務はお仕舞い。
本日の売上;ノルマの113%
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