2017年11月28日火曜日

2017年11月28日(火)

勤務時間:08:00~18:30

私;『おいおい!。おめえな!。』
車庫から出て狭くて見通しの悪い路地を走行していると、若さのピークを通り過ぎた女が我がTAXIの後ろにピッタリとくっ付いて走って来るではないか。 
私;『万が一、急ブレーキを掛けたら衝突だよ。おばさん!。』 
こんな時こそ普段より余計に気を使い運転も疲れる。

そんなスタートとなった今日は、
私;『普段ならば、午前中に動いて午後から暇になるのが、今日は朝から暇だな。』
本日のノルマ・クリアが不安になってきた。

更に、こんな時に三桁も多い。
私;『駄目だな。今日は。』
こんな日は、休憩を取るタイミングに悩む。
私;『なるべく遅めの休憩にしよう。』
と思っていた矢先にショッピングセンターへの配車が掛かった。

私;『さてはて、此処から遠くまで行って欲しいが。』
そんな期待を込めて急行すると、高齢の女性が待っておられた。
そして、目的地をお伺いすると、
私;<そこならば、三千円程にはなるな。>
と発車すると、
お客様『ちょっと待って。
私;<え?。>
と直ぐにTAXIを路肩に止めると、
お客様『電気で温める物が欲しいのですが、このショッピングセンターに無かったの。何処かありそうな電気屋さんないかしら。
私;『そうですね。Y電機よりもK電機の方が、種類が多いです。しかし、そのお店は逆方向になります。もし、行って無ければTAXI代金が勿体ないです。一度電話してみますか。』
とは言ったものの、お客様は携帯電話をお持ちでない様子。
私;<しょうがない。>
止む無く我がスマホで、K電機の電話番号を調べて電話するしかないと判断。
私;『それでは、K電機に聞いてみましょう。』
まだ、この時点ではメーターを入れてない。
私;<サービスしすぎかな。>
早速、電話して、お客様と電気屋さんと会話をしていると、
お客様『私の欲しい物が有る様なので、行って貰えますか。電話代もお支払いしなければいけないですね。
私;『電話代は、結構です。』
一応、社交辞令でお断りして、電気屋さんを経由地として漸く発進。
私;<後でチップとして電話代をくれるでしょう。>
その後、電気屋さんでその商品を購入して、当初の目的地に向かい走行。
お客様『欲しい物がありました。ありがとうございました。しかし、ここの地域の人は、皆さん優しいですね。
私;『この地域性かと思います。』
そんな会話をしつつ現着。
乗車料金;¥4,600円也。
しかし、お客様からは、丁度の料金をいただき完結。
私;<・・・>
今後へも繋がる事を期待して離脱。

その後も、三桁や千円程の仕事をこなして、
私;『次でラストだな。』
と、銀行へ時間予約でお迎え。
私;<このお客様は、いつも千円程だ。これで何とかノルマ・クリア出来そうかな。>
お待ちしていると、予約時間に出て来られた。
目的地は、吞み屋さん。
私;<やはり、遠くはないね。>
夕方の渋滞する道路の中を何とか現着。
乗車料金も予想通り。
すると、
お客様『DCタクシーチケットで。
と、タクシー券を出して来られた。
当然、当社の対応しているチケットかを確認して、
私;『ありがとうございました。』
と、清算を終えて日報を記載していると、
私;『え?。有効期限が切れているゾ!。』
最後に不安を抱えたまま帰庫。
しかし、
私;『最悪は、自己負担か。金額が少なくて良かった。』

  本日の売上;ノルマの106%

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