２０１７年７月１４日（金）

勤務時間：１１：００～０２：００

始業点呼の為に事務所へ向かっていると、
同僚；『ジャンボタクシーだよ。迎えも高速道路利用だ。』
と、突然の声掛け。
私；『お気を付けて。』同僚；『いやいや、一緒だよ。』
私；『否、私には縁の無い話しです。』
などと呑気に事務所へ顔を出すと、
班長；『ジャンボタクシー３台口。』
と、普段ならば、無縁なお仕事。
様子を伺うと、
私；＜いつものメンバーが、他の仕事で取られるから私に役が回って来たのか。＞
急ぎジャンボタクシーの点検に向かいつつ同僚へ声掛け。
私；『やはり、私に役が回って来た。目的地周辺の地理不案内だから宜しくね。』
と、無事故での完結を祈りつつ乗務。
予定通りにお客様をお乗せして目的地に向けてへ発車。
途中は高速道路利用。
その後は、少し雨降りの中を無事に完結。
乗車料金；約￥２５，０００円也。

まず一本目のお仕事を終えてノンビリしていると、班長からの携帯電話での呼び出し。
班長；『車イスをやって。』
私；＜え？。何故、私？。他に運転手がいるだろうに？。おそらく厄介な仕事だろうな。＞
そんな事を思いつつお迎えに行くと、
お客様；『一つお医者さんに寄って行きたいのでお願いします。』
目的地と経由地をお聞きすると、
私；＜全然歩行違い。ルートどうしようか。車椅子だから狭い路地や路面の悪い道は、避けよう。悩むな。＞
悩んだ挙句に、
私；＜少し遠回りだが、無難な道を行こう。＞
と決め、お客様の承諾を得て、その後に何とか完結。
私；＜厄介な仕事だから、私にお鉢が回って来たのかな。＞

ここで、昼休憩。

ところが、
私；『そろそろ休憩も終わり。これからの動きをどうしようかな。』
と考えている所へ、またもや班長からの携帯電話での呼び出し。
班長；『ずぶ濡れの方２名のお迎え。シートが濡れない様に何かシートを持って行って。』
私；＜勘弁だな。＞
しかし、断れないのが宮仕えの辛いところ。
渋々承諾。
だが、予約時間まで余裕がない。
諸々段取りして、急ぎ向かう。
何とか予約時間に間に合わせて安堵。
その後、無事に目的地へお送りして完結。

其の後は、パットした案件もなく、 
私；『そろそろお仕舞いかな。』
と思っているととんでもない案件に当たってしまった。

タクシー乗り場から乗られた女性お二人様。
お客様；『一人降ろしてから最後の目的地へお願いします。』
其のルートをお聞きすると、 
私；＜幽霊の出没地点を通過するのか。私の苦手な場所だ。＞
案の定、背中がゾクゾクしてきた。
お客様；『運転手さんは、霊感が強いのですか。』
私；『いえ、ビビりなだけです。』
決して夜には一人で通らない場所。
そんな大変な思いをして、最後の最後で、本日のジャンボタクシーを除いて最高額を出した。
乗車料金；￥五千余円也。

私；『何とか、これまでの歩合のマイナス分をカバーできた。問題は、20日締め迄に売上がどうなるかだな。』 

       本日の売上；ノルマの１９５％