2015年6月6日土曜日

2015年6月5日(金)

2015年6月5日(金) 乗務

  (残業;1時間)

私;<本日は、これから激しい雨降り。しかも、肌寒い。人は出てこないだろうな。
しかも、、動き始めてみれば、本日の売上の中で千円以下の短い物が7割を占めている。
私;<これでは気持ちも萎れてくる。>

それでも辛抱強く客待ちしていると、中年男性が乗って来られた。
お客様;『〇〇へ
私;<この地域の乗車料金は、今日の中では乗車料金は良い額になるが、もう少し期待したいね。>
そんな事を願いを込めてタクシーを発車。すると、お客様が寝息を立てて寝始めてしまった。
私;<参ったな。この様なお客様は、入社草々で遭遇した失敗談を思い出すね。あの時は、私がお客様が寝ている事に気付かずに、寝ない様に走行途中の都度々に方向を確認していたが、お客様が寝ぼけていて最終的には山の中の行き止まり迄行ってしまった。会社でも走行場所を確認していて状況を心配してメッセージをくれたな。>
今日は、同じ轍を踏まない様に気をつけていたが、前回以上の怖い思いをしてしまった。 
私;『この先は、お寺さんの方へ曲がり、突き当りを左折すれば宜しいですね。』
すると予想もしない返事。
お客様;『言っている意味が解らない。』
私;『・・・。』
私;<寝ぼけているのか、起きているのか。>
私;『それでは、このまま行き、グリーンセンターを右折して行けば良いですか。』 
お客様;『そこを曲がって、突き当たりを右へ。』
指示通りに行くと、段々と山の中に入って行き、しかも、道も狭くなり、人家も無くなって来た。
私;『お客様、このまま行くのですか?。』
お客様;『え?。ここは何処?。』
私;<え?。しっかり寝ていたのかよ!。>
私;『グリーンセンターを右折して、真っ直ぐ来ましたが。』
お客様;『来過ぎ、この手前の交差点を右折だよ。』
私;<突き当たりと言ったではないかよ!。>
私;『申し訳ありません。それでは戻ります。
とは言っても山の中の狭い道でのUターンは、冒険。
私;<車の右側は、崖下。Uターンすると、右前輪が崖から落ちる。怖いがショウガナイ。>と必死な思いでUターン。
お客様;『ここで右折して行った左の家。』
と、現着すると、
私;<やはり、お寺さんを右折して来た方が早かったではないか!(怒)。>

そして本日最後のお客様。
会社よりの配車でお迎えに行くと、行く目的地を悩んでおられた。 
お客様;『最寄のJR駅に行こうかと思ったが、早く帰りたいから、峠向こうのJR駅に行きたいが乗車料金は、どのくらいかな。』
私;<このお客様を最寄駅まで送って、本日お仕舞いと思っていたのにな(悲)。しかも、その方向は、地理不案内。更に、どこ経由で行くべきか悩むな。>
と、思いつつも止むを得ない。
私;『1万円を少し超えますが。2万円迄は、いきません。』
お客様;『それじゃ、そのJR駅へ。クレジットカードは使えますね。』 
私;『かしこまりました。クレジットカードは、使えます。』
私;<地理不案内だが、何とかなるさ。>
と、朝の時間帯の国道で、タクシー方向転換(怖~)して、発車。
道中、お客様と話しをして行くと、お客様は長距離便ドライバーで、トラブルがありJR経由で会社へ帰る様であった。
私;『長距離便の場合、始めての場所へ行く時は、地理は予め調べておくのでしょうか?。』 
お客様;『昔は、紙の地図を全国分持っていたが、今ではスマホで調査しながら行く。ナビで行くと、道を覚えられない。』
私;『随分とスマホを使いこなされているのですね。』
そんな話しをしながら、お客様(長距離便運転手で道にはプロ)に目的地をお聞きしながら何とか無事に現着。
私;『無事に到着して一安心しました。』  
お客様;『ありがとう。』

しかし、この遠くからの帰庫は、
私;『あちゃ~、残業だ~(悲)。』

            本日の売上;ノルマの142%

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